戦後80年
今では、生活スタイルが洋室中心の家が多くなり、また広い和室も多くないため
祖父母や先祖の遺影を鴨居に飾られているお宅は少ないと思います。
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そんな中で仕事で80代のご夫婦のお宅に伺った折に
勲章を着けた階級の高そうな方のお写真が1つだけ掲げられていました。
軍服姿なので戦死された方と思われます。
手を合わせてから、随分階級の高い方だったのですね。
とお尋ねしてどのような方だったのかと伺いました。
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その家のご主人(男性)はその方(〇〇島守備隊長)の武勲をひとしきり
お話しして下さり、最後は自決(玉砕)されたと〆られました。
私はご主人の話におおいに感じ入って、さすがは守備隊長ですねと申し上げました。
今まで黙って聞いていらした、奥様が私に向かい
「お国のためと信じて戦った人達には階級の差や年齢の差は関係ありません。
皆尊い命を捧げたのです。」
「このことは軍人だけでなく空襲などで被害にあわれた
銃後の方々も同じです。」 とおっしゃいました。
わたしは遺影の方は奥様のお父様だとわかりました。
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戦時中に勤労動員された方々の年齢も90才台半ばをこえ、
志願・徴兵された方々も90才台後半以降になられると思います。
今年2025年の8月15日終戦の日で戦後80年となります。
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大切な方とのお別れの形にきまりはありません。
直葬をためらわれる必要は全くないのです。
ご葬儀のことで悩んでいらっしゃったり、事前相談をお考えの方は、
どのように些細なことでも、当エキスパートにご相談くださいませ。
わたくし共が心を込めてお手伝いいたします。