戒名について 火葬式 足立区 葛飾区
高齢の母親がなくなり、娘である喪主とその夫であるアメリカ人との
お二人で菩提寺に火葬式の相談にいかれるのについていきました。
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菩提寺の50代の住職が相談に来たこの檀家さんの質問に答えていました。
その質問は、「戒名に種類があり、お布施も違いますがどうしてですか?」
その答えは、「戒名のランクによって亡くなった後にいく世界での場所が
違うのです。 お釈迦さまの近くに行くには院号という指定席が必要です。」
この住職は元商社マンで英語に堪能ですので、同行して来たアメリカ人に
滔々と説明していました。
私が聞き取れた戒名の説明は、The posthumous name is given from me,
the chief priest of your family buddhist temple . というような感じでした。
ずいぶんと高圧的ないい方をされたと思われたかもしれません。
聞き終わって喪主の夫が、死んでから別の名前をもらって、行く場所が
決まり、それにお金がかかるなんて、ナンセンスだ! といってしまいました。
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ご供養するお気持ちは、かたちに現わさないと伝わらないといわれています。
そして、かたちにするには、費用と時間がかかります。
しかし、表現の自由と信教の自由がありますので、どのようにお考えになっても
よろしいと思います。
ちなみに先の喪主様は「院号」をお願いされました。
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大切な方とのお別れの形にきまりはありません。
直葬をためらわれる必要は全くないのです。
ご葬儀のことで悩んでいらっしゃったり、事前相談をお考えの方は、
どのように些細なことでも、当エキスパートにご相談くださいませ。
わたくし共が心を込めてお手伝いいたします。