収骨の作法
こんにちは。足立・葛飾の火葬式専門葬儀社エキスパートです。
今回は、収骨の作法についてお話をさせていただきます。
【収骨】とは、火葬後に遺族・親族・故人と関係の深いご友人などで箸でご遺骨を
拾い骨壺に収めることを言います。
箸渡しと言って、二人一組になって故人の遺骨を箸で挟み骨壺におさめます。
これは「箸」と「橋」をかけており、三途の川の橋渡しをするという意味が
込められているとされています。
食事の際、食べ物を箸と箸で渡す行為(箸渡し)は縁起が悪いとされるのも、
ここからきています。
ご収骨は、まず喪主から始めて、遺族、親族、その他参列者の順番で行います。
地域により多少違いはありますが、関東では足下から順に遺骨を骨壺に
入れていきます。
そして頭蓋骨を入れたあと、最後に喉仏を収めます。お骨上げが済んだら、
骨壷の蓋を閉じてお骨箱に入れ、火葬場を後にします。
ご収骨の際に渡される【埋葬許可証】は、納骨の際に必要な書類になりますので、
紛失しないように注意していただければと思います。
エキスパート 松本